UMINY: わたしの図書館

4/16/2009

わたしの図書館


単なる「本棚」なのですが。

殊に最近、蔵書数がなんだか ’うなぎのぼり’ です。

自分で買った本や、友人がわたしの図書館に寄贈(プレゼント)してくれた本、それぞれに思い入れがあり、そんな大好きな本が本棚に並んでいく様は、何かとても大切なパズルのピース、一つ一つが集まってくるような雰囲気があります。


それはきっと「生きる」とか「知恵」という途方もなく大きなパズルなのでしょうか。一つずつその色や形にヒントを得ながら進んで行きます。全貌は見えなくても、ちょっとした拍子に見えるその片鱗をたよりに今日もこつこつ挑んでみる、そんな作業に似ているような気がします。


読書中:河合隼雄「明恵 夢を生きる」
    (講談社プラスアルファ文庫)

明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)

ずっと欲しかったこの本、紀伊国屋で注文していたのを先日引き取りに行ってきました。
鎌倉時代の仏僧・明恵の「阿留辺畿夜宇和(あるべきやうわ)」の考え方は、時代を超えて現代に生きる日本人がいかに生きるべきかを教えているように思います。

只現世に有るべき様にて有らんと申す也。


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