UMINY: 08/2008

8/23/2008

ピクニックな日

休日、ウチの近くのFort Greene Parkへ。

寝っころがれるように地面に敷く布、読みかけの本、iPod、ごはんは近所で買って持っていきました。

ところが、なにしろものすごくお腹が空いていて道中終始無言、いつもの公園がとても遠くに感じます。
ピクニックというより……ごはんを食べる場所探し、みたい。

何はともあれごはんごはん。

グラタン、パスタ、チキンウィング、グリーン(ズ)。

あまりの空腹に家で食べてから公園に行こうか、とも思ったのですが、やっぱり外に出て食べてよかったです。心地よい風が吹いていました。

時間がゆったり流れて行きます。

夕方、もう秋の気配を感じます。


お腹がいっぱいになって横になって本を読んでいたわたし。ふと目を上げるとヨガ(…かな?)が始まっていました。思わず本を放っぽり出してその姿に見とれてしまいました。


(見ている分には)とても気持ちよさそうです。

お腹が空いただけでカリカリしちゃいけないと反省した一日でした。



8/19/2008

じゃぱん

盛り上がっている(らしい)オリンピック、ウチにはケーブルTVがないので日本が頑張っている様子があまりわかりません。でも世界中の選手が真剣勝負している姿はかっこいいです。

翌月に日本に一時帰国する予定なのですが、なんだか無性に日本食が食べたくなって、先日えいこら作っていました。

揚げ出し豆腐にひじきの煮物、玄米ごはん


日本の食材が比較的楽に手に入るので助かります。日本にいた頃は玄米を食べたいとあまり思わなかったのに、どうしたものかこちらに来てから玄米がとてもおいしく感じています。そう言えば毎朝飲むコーヒーもブラックだったのに、今では豆乳無しには飲めません。体が本能的に体に優しいものを求めているのでしょうか、きっと。

彼は食後にこんなものを食べていました。

アップルソース……


口をあんぐり開けているわたしの横でお皿になみなみ注いでおいしそうに食べていました。わたし、知らなかったのですが、アップルソースってこんな風にそのまま食べるんですね。(というか、この人だけなんでしょうか?)パンにぬったりするジャムの類いかと思ってました。

軽く文化の違いを感じた日でした。

おまけ:インテリア

どこからどうみても日本の傘ですが、わたしのではなく彼のです。玄関に2個もあります。日本食が大好きで、日本の(ちょっと変な)小物もたくさんもっている日本好きのこの人、オリンピックではがっつりアメリカを応援しているのを横目で見て(←日本がメダルをとっている姿をあまり見れないのでちょっとひがんでいる)やっぱりアメリカ人だったんだと再確認した一日でした。


8/15/2008

ご近所さん

ブログでお知り合いになったsachikoさんと初デイト。

実はびっくりするほどご近所さんでした。

仕事や人生に対する彼女の考え方にとても共感して、会って話すのが初めてとは思えないほど。コーヒーとサンドイッチをおつまみに、ふたりとも腕をくみながら「ふむふむ。なるほど。」と仕事や人生について話し込んでいたらあっという間に時間が過ぎていました。

実は仕事のことでちょいとストレス気味だったわたし。でも元気をたくさんもらいました。

sachikoさん、お時間作ってくれてありがとう!



ひとりごと

最近めっきり涼しくなったNY。
もう夏も終わりかな……
時間が過ぎ去るのが本当に早くて日付を見てはびっくりしているけれど、過ぎ去った日々、淡々とした日常の中にも確実に何かがあるのだ、と思うと、もしかしたら今日で終わってしまうかもしれないわたしの一日、大事にしなくては!と、少しだけ肌寒い風も手伝って心が引き締まるのでした。 





8/08/2008

みどりの中へ

とある休日。

セントラルパークの北の端から入って少し歩くと滝がある、というので友達とマイナスイオンを求めて行ってきました。

みどりの中をずんずん進みます。


滝、発見の図。

都会の中にこんなところが!と思うほどみどりに溢れていました。たまにちびっ子探検隊が横切ったり自転車で走り去る人を見て、ここがセントラルパークの中だったと我に返りますが、岩の上に寝そべって空を見ていると、どこか遠くへ旅行に出たような気分でした。

みどりに埋もれる、の図。

みどり色の服を着ていたので、さながらカメレオン状態です。若干へっぴり腰なのは気にしないでください。

滝を離れて道なのか道じゃないのかわからないような所にちょっとだけ分け入ったりして探検しました。自然の中で遊ぶのは本当に久しぶりです。子供の頃は平気だった(と思う)のに、今は体に虫がつくのが怖かったり小さな小動物にものすごくびくびくしたり。なんだか大人になって臆病になったようです。
そんなわたしの横では友達が目をきらきらさせてトトロに出てくるメイちゃんのようでした。
今度来るときは彼女にトウモロコシを持たせてみよう。

森を抜けると青空が見えました。


今まで深い森の中にいたと思ったらいきなり歩道に出てしまって少し拍子抜け。でも車や人の姿が見えると現実に戻ってきたような感じがしてちょっとほっとします。

なんだかんだと歩き続けていたらコロンバスサークルまで来ていました。

のどカラカラで買ったアイスコーヒー。とてつもなくおいしかったです。


おまけ:ウチのねこ


帰ってきたらこんな姿で寝ていました。

8/02/2008

新しい月

8月になりました。

そうそう、引っ越し。理想の部屋とルームメイトが決まって、いざ!……というところまできていたのですが、土壇場でキャンセルしてしまいました。相手の方、とても気さくないい人だっただけに申し訳なかったです。キャンセルした当日、彼女から電話があって「私、すごくラッキーだわ。すぐにルームメイトが見つかったの。だから私のことは気にしないでゆっくり探してね。」と言ってくれました。

「なんなんだ、この人は!?」と思う私。

私の勝手な都合で予定を変更させてしまったのに、この気遣い。

こんな人になりたい。

こちらに来てから、本当に色んな人がいて色んな体験をして嫌なこともあれば嬉しいこともありますが、やはり「嬉しいこと」の方を心の中にどんどん溜めていきたいです。


引っ越しをためらわせたのは、自分の中のタイミング。正直、決まってからも迷っていました。迷いは後悔を生むかもしれない。「今でいいのだろうか、これでいいのだろうか」という疑問が後々大きな不満に発展するかもしれない。そう思ったら踏み切れなくなってしまった、というわけ。

たかが引っ越し。されど引っ越し。

この人に出会えたのだからきっと私の部屋探しもあながち間違いではないかもしれない、と思ってみたり。この人の気遣いを無駄にしないように、新しい月、また一からじっくり探してみようと思ったのでした。