ひょんなことからアメリカン・インディアン(ネイティブ・アメリカン)に興味をもちまして。
わたくし、最近めっきり本の虫。
遠い遠い昔からアメリカの大地と共に生きてきた人々。彼らの祖先はかなり高度な文明に生きていた(そうだ)にもかかわらず、その繁栄を極めたとたんに、それが最初からなかったことにしてしまうかのように今までの文明の一切を捨てて自然に帰っていく。もしかしたらそんな彼らの生き方の方が進歩であって、現代に生きるわたしの方が後退なのかも。彼らの中には、わたしには永遠に手に入れられないような心の豊かさがあるように思える……。そんなこと言ってもNYなんて都会に生きているんですけど。でも現代に生きるからこそそんな「心の豊かさ」をいつまでも求めていたいと思うわけです。
てなわけで、こんなものを。
ニューメキシコ周辺に住む部族の方が作ったターコイズのバングル。
肌に身につけられるものはそれだけに愛着もひとしお。人生の色んな場面に立ち会ってくれる相棒です。
おまけ:本の虫の本
もしご興味がおありでしたらぜひ読んでみてくださいまし。
河合隼雄「ナバホへの旅 たましいの風景」朝日文庫
ぬくみちほ「ナバホの大地へ」理論社