眠りを破った、1本の電話。
「日本が大変な事になってるよ」
もう、心配で心配で、
眠る事ができませんでした。
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昨日の「私」が感じていた、
「はずかしさ」や「自信のなさ」
なんていう気持ちが、
ぶっ飛んだ。
「失敗」したら怖い、
なんて言っていられないような状況が目の前にあり、
それがいかに「甘え」であるか、
そういう風にああでもない、こうでもない、と考えられる状況にいるということが、
いかに恵まれたものであるのか、
「あたりまえ」にそこに存在するものが、
いかに「貴重」なものであるか、
ひしひしと肌身で感じる。
「不安」でどうしようもない状況は、
「自然」を前にしたら、人間はものすごく無力であり、
「選ぶ」ことができる、ということは、
当たり前のことのようでいて、実は当たり前ではないのだ、
ということを、
目の当たりにさせ、
今、目の前に「ある」、
電気も、ガスも、水も、食料も、地下鉄も、飛行機も、
むしろ、
「特別」なものなのだ、ということを、
否が応にも感じさせる。
被災で亡くられた方々のご冥福を祈るとともに、
被災地の復興が一日も早く進む事を、
そして、
連絡が取れずに不安な日々を送られている方々に、
笑顔が戻りますよう、
心からお祈りいたします。
3.12.2011
umi