UMINY: 03/2009

3/22/2009

忘れたくない日


備忘録
として。



それは、すてきな人たちとすてきな時間を過ごした日。


今まで頭の中でぐるぐる考えていたこと、今まで本を読んでずっと思っていたこと、それらがすーっと繋がった気がした。

金目鯛を食べながら。子持ち昆布を食べながら。蛤のお吸い物をすすりながら。そして片手には日本酒。


人は決して独りでは生きられないということ。

生かされて、生きている。

答えはないし、答えはそこにある。

何もかもがあって、何もかもがない、「可能性」の世界。

勝負師であって、監督であって、友人であって、親である。
そしてたまには観客になるのもいい。


気持ちのよい時間、おいしい時間。


心を込めて、ありがとう。


3月21日 2009年

3/19/2009

いわしぎょうざ


ぎょうざが食べたくなったものの、ぎょうざの皮もなく、お肉も鶏と豚のかたまりしかなく、どうしたものかと考えていたところ、

「皮作れば? いわしの缶詰使えば?」

という無責任な声が横から聞こえてきたので、くやしいのでとりあえず作ってみることにしました。

粉類は日頃から使い慣れているものの、ぎょうざの皮を作るのは初めて。Google で「ぎょうざの皮」を検索してレシピを拾い、ウチには All Purpose Flour しかなかったのでとにかくこれで(むりやり)やってみました。



やればできるもんだ。

具は適当にいわし缶とキャベツとネギ。相性でしょうがのすりおろしも多めに入れてみました。皮はがんばって薄く伸ばします。既製の皮よりも弾力性があって具が包み易かったです。



手作りぎょうざ第一号たち、待機中。



たっぷり入れたネギとしょうがのおかげで、いわしの缶詰がちゃんとした「お料理」になってくれました。皮も既製のとはまた違ったもっちりした食感。生地の捏ね過ぎか、粉のせいか、ちょっと重たい感じが気になったけれど、初めてにしては(たぶん)上出来。
次回はレシピどおり Cake Flourも使って作ってみよう。


おまけ:憩いの場

キッチンを改造してからリビングにほとんど人気(ネコ気)がなくなりました。自然とキッチンに足が向いて、こっちに集まってしまいます。
この方も。↓

キッチンが好き。


3/12/2009

何もしない、ということ。


明日からの私へ。

「今日も何事もなく普通に一日が終えられたらいいな」と思うけれど、そうはさせてくれないのが人生。

自分の力ではどうすることもできないこと、運命、試練とでも言うような出来事が大なり小なり起こりうる。

「何かしなくては」「よい人にならなくては」と頑張りすぎているとかえって前に進めない。なんだか心地悪い状況に置かれた時、そこから抜け出したいがためにソワソワして、「どうにかしなければ」とむりやり頑張ってしまうと、空回りして逆に面倒なことに。


だから何もしないでボーッ、としていることに全力を傾注する。


何もしない、ということはものすごくエネルギーを使うものだ。その不安からついついよけいなことしてしまいがちだけれど、希望を失わないでボーッ、と待ってみる。


そうすると案外、光が見えてくる。



ヒント
 
 「あるがまま」を受け入れる技術: 何もしないことが、プラスの力を生む

「あるがまま」を受け入れる技術
 何もしないことが、プラスの力を生む
 河合隼雄 谷川浩司 PHP文庫




3/04/2009

やっとこさ、

お財布を買いました。

「いい加減に買わねば」と思ってから数年が経過。がま口から小銭はもれるわ、カードはかばんの中で踊っているわで、もはや財布の機能を果たしてくれていなかった旧財布。でもいざ新しいのを探そうと思うと、なんだか長年連れ添って来たのに申し訳ないような気持ちと、お気に入りをまた一から探すのが面倒で、やっぱりしばらくこれでいいかな……という気持ちに。

「これじゃあいかん」と一念発起。


そして新しいお財布を買う旅へ。




結果から言うと旅は家を出てから一時間で終わってしまいました。


もっとあれやこれや迷うと思ったのですが、一軒目であっけなく決定。そこは SOHO にある一軒のこじんまりとした素敵なお店。通りを行く風はとても冷たいけれど、暖かい日差しがお店の中にいっぱいに注ぎ込む。
「みどり色のお財布を全部見せてください」とお願いして見せてもらった中に、値段、形、色、全てにおいて「ちょうど良い」ものを発見。「そう、それがいいよ」と暖かい太陽の光がそのお財布の上に一瞬集まってきたような気がして。


即決。


あれほどまでに躊躇していた数年間は一体何だったのか、と自分でも驚くほど潔い決定。というか、もしかしたら今がお財布を新調するいい時期だったのかもしれません。

お世話になった古いお財布に「お疲れさま」と感謝して、今日から新しいお財布です。