時間って、
外的要因ではなくて、
自分の「内」にあるものだよ、と、
この、
ちいさな女の子が、
改めて教えてくれました。
人も、動物も、物も、それらを包み込む自然にも、
それらを存在させうる空間があり、
それはつまり、それらを存在せしめる「時間」の入れ物なんだとすれば、
わたしも、
自分が自分として存在している、
「時間」を入れる、器として。
とてつもなくめまぐるしい時間が、
ちょっとスローになったような。
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いつのまにか大きく膨らんでいた、マグノリアのつぼみ。
しばし目が離せなくなって、足がとまった、
今朝のわたしの「時間」
おまけ:だから「モモ」ってなんなのさ?
これさ。
いい本だ。
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2 comments:
私が読書好きになったきっかけもこの本。小5の時に図書室で借りて、帰ってきてからまわりがもう暗くなってるのも気がつかずに夢中でよんだなー。いまでも本棚の中の一等地にあるよ。
ミヒャエル本人の挿絵もいいよねぇ。
ちなみにお父さんのエドガー・エンデはシュルレアリスムの画家なんよ。
Cherieどの、
うん、想像力をかきたてるこの挿絵、いいねぇ。
あと、この本の「あとがき」もすごくいいなーと思うんだ。
この物語はドイツ人作家によって、わたしが生まれる前に書かれたものなのに、現代の日本が抱える問題がまさにそこにあって、不思議だったです。
「児童文学」って「子ども向けの本」というよりも「子どものような純粋な目を通して見えることを描いた大人への本」なのかもね。
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