カラダのあちこちにできた空白を埋めたくて、
とにかく色んなものをつめこんで、
ぐつぐつと煮込んでみました。
「はっ」と気が付くと、
ココロやカラダの中にマイナスなものが結構、
増えている気がして、
たまに、プラスな(風味な、雰囲気な)ものを足してあげて、
「中くらい」になったらいいな、
と思っていたりするもので、
2週間に一回くらい、
とっても健康そうなものができあがります。
一見、「気休め」的なこの作業、
でも、
わたしには大切な、
切り替えスイッチ、なのです。
そういえば、檀ふみさん選考のエッセイ集「バナナは皮を食う」の中の、
平塚らいてう『陰陽の調和』
には、
彼女流の健康法として
「陰性のたべものには、必ず、陽性のたべものを、陽性のたべものには必ず陰性のたべものを配するようお献立を工夫する」
とありますが、
これって、カラダの健康だけではなくって、
ココロにも通じているんだな、と思って、
「ああ、やっぱりバランスが大事なのね」
と、
また違う角度から、
同じことに辿り着いたりして。
「いつも真ん中ってやっぱり難しいわ」
とぶつぶつ言いながら、
人に自分の姿を映してみたり、
そろそろ軌道修正かしら、と思ってみたり、
色々やって、疲れて、楽しんだ末に、
栄養たくさん(らしき)ものができあがると、
「ああ、今、真ん中だ」
バランスをとるのって、
つまり、わかっていてもなかなかできないことというのは、
きっとたくさん回り道をしながら、
ふっと気付いたら「そこ」だった、って、
そのくらいの「いいかげんさ」があってもいいのかな、
と思う今日このごろ。
風邪も回復中ナリ。